地方公共団体って・・・

地方公共団体って単語、たぶん聞いたことがあると思うです。
じゃぁ、地方公共団体ってなんなのよ?ってのありんすよね。

地方公共団体は、地方自治法にあるように、国から独立した公法人なの。まぁ公権力を行使できる法人ね。
ちなみに、法人ってのはね、権利の主体とか、契約の主体になることができるのは、人だけっていう決まりがあるですよ。
つまり、人として法律で認めちゃいましょってのが法人なり〜。

で、地方公共団体を見てみると、けっこういろいろな団体で構成されてるわけ。
まず、地方公共団体普通地方公共団体と、特別地方公共団体に分けることができるです。

普通地方公共団体
都道府県
・市町村

特別地方公共団体
地方開発事業団
地方公共団体の組合
 広域連合
 役場事務組合
 全部事務組合
 一部事務組合
財産区
特別区

ってなぐあい。
大都市においては、特例がありんす。それは指定都市、中核都市、特例市です。
この3つ、事務や権限の特例の違いがあるですよ。

○指定都市
人口は50万人以上。
都道府県の事務とされている社会福祉、保健衛生、都市計画、環境保全、国土交通行政、文教行政などを自ら処理できて、都道府県知事ではなく、主務大臣の監督を受けて条例で行政区を設置することができるです。

○中核都市
人口は30万以上。
指定都市が処理する事務の一部、社会福祉、保健衛生、都市計画、環境保全などができるです。

特例市
人口20万以上。
中核市が処理する事務の一部、都市計画、環境保全などができるです。

特別区においては、東京都23区のことをいうです。
この区は行政主体であって、普通地方公共団体の市に関する規定の多くが適用されるです。つまり、法人格をもつってこと。
ちなみに、指定都市の区は行政区であり、ただの行政上の区画にすぎないんで、法人格はないです。

地方公共団体の組合に関しては、まぁ普通地方公共団体特別区のサポート役やね。

こうみてみると、地方公共団体っていろいろあるんだねぇ。