法令解釈あれこれ

ちょっと気になる法令解釈をぴっくあっぷ。

・拡張解釈
法令やその文言を辞書的な意味よりも広い意味を与えて解釈する。

・縮小解釈
法令やその文言を辞書的な意味よりも狭い意味を与えて解釈する。

・類推解釈
ある事項について規定した法令を類似した事項に対して適用する。
なお、刑事法の領域では罪刑法定主義(※)により禁止されている。

・反対解釈
ある事項について規定した法令は、規定されていない事項については反対の扱いを受けるとする。

罪刑法定主義

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AA%E5%88%91%E6%B3%95%E5%AE%9A%E4%B8%BB%E7%BE%A9 より

罪刑法定主義(ざいけいほうていしゅぎ)は、ある行為を犯罪として処罰するためには、立法府が制定する法令(議会制定法を中心とする法体系)において、犯罪とされる行為の内容、及びそれに対して科される刑罰を予め、明確に規定しておかなければならないとする原則のことをいう。公権力が恣意的な刑罰を科すことを防止して、国民の権利と自由を保障することを目的とする。事前に法令で罪となる行為と刑罰が規定されていなければ処罰されない、という原則であり、遡及処罰の禁止などの原則が派生的に導かれる。刑罰に限らず行政罰や、損害賠償等の民事罰にも適用されると一般的に解される。